10年前の今日この日に。肺がんステージ4のオットのとAYA世代ツマの看病記録

2007年3月。ずっと続くと思っていた当たり前の毎日が一変しました。40歳になったばかりの夫に、まさかのがんの診断。あの日、何があったんだろう、何を感じていたんだろう。10年前の夫婦ふたりそれぞれの日記・記録を、2017年の同じ日付の日に。「あのとき」を改めて読み返します・・・・・・とやってみたのですが、1カ月分の転記で挫折。さらに時を経て、13回忌を迎えた今年、日記を転記していきます。とりあえずツマ分から。当時のAYA世代の患者家族の記録ということでアップしていきます。

2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

2007年4月25日

母が抗がん剤の日。 白血球が3000で、8回目のFOLFOX。カメキチがいたA病院に母はかかっている。 SI先生に放射線治療の可能性についてきいてみると、逆ギレされて、最後は次の人のカルテを出してくる始末。今はアバスチンのこともあるし、動くのが得策とは思…

2007年4月24日

カメキチは変わらず。2回目の輸血でヘモグロビンが1しかあがっていないと落胆している。 看護師に、急にあがったら、身体がビックリするよと言われる。 輸血は1分に80滴。脈のリズムで3時間。ぐったり動けない。でも動けないのは倦怠感ではなくて、痛みのせ…

2007年4月23日

カメキチ、初輸血。 でもまぶたをめくり、「白いでしょ」と言う。 S先生が「濃い〜の入れておきました」と言う。「血みたいだったら嫌だけれど、ケチャップみたいだったよ」とカメキチ。 H先生には「まだ少し熱があるみたいだね、闘いだからね」と言われた。カメキチ…

2007年4月22日日曜日

今日も、入院先から外出。 その旨、午前中にメールがあり、家に戻ってくるのかと思ったら、昼にやっと到着。貧血で眠いらしく、出ようと思ったが寝てしまったとのこと。 カメキチは「末期は眠っている時間が長くなるんだって。末期」とか言う。 手巻きで昼食。…