10年前の今日この日に。肺がんステージ4のオットのとAYA世代ツマの看病記録

2007年3月。ずっと続くと思っていた当たり前の毎日が一変しました。40歳になったばかりの夫に、まさかのがんの診断。あの日、何があったんだろう、何を感じていたんだろう。10年前の夫婦ふたりそれぞれの日記・記録を、2017年の同じ日付の日に。「あのとき」を改めて読み返します・・・・・・とやってみたのですが、1カ月分の転記で挫折。さらに時を経て、13回忌を迎えた今年、日記を転記していきます。とりあえずツマ分から。当時のAYA世代の患者家族の記録ということでアップしていきます。

2007年3月17日

母はゲルマ温浴

帰ってくるとぐったり。痛いらしい。

 

16時頃病院にいくと、外泊許可だって。

親戚の叔父さんがくるというので、それを待つことに。

 

叔父さんはとても元気そう。

再手術をして5年になるそうだ。

オット君も手術できればなぁ。

 

別の叔父さんが、「どうやって病気がわかったの?」とオット君にきく。

「体重減、倦怠感…」とか言っていたら、

すぐ話がうつる。

 

「微熱がずっと続いていた」というと、

「微熱、1週間で病院に行くよね?」「行くよね」って嫌がらせ状態。

今日も、オット君は熱も下がり、調子がよさそうで

とても病気に見えないからなぁ。

 

家に帰る。

母は、ストマちゃんのお手入れ。

やっぱり腰骨のあたりが、ストマ外来の看護師が言っていたように

痩せている。

背中もこぶみたいな感じがする。

 

具合が悪いのに、ご飯の用意をしていてくれた。

かぼちゃの煮物、とてもおいしい。