2007年4月2日(月)
細胞診は、大腸が手前にあるので見送られた。
PETもあるから、と。
その腫瘍は、転移巣でない可能性もあり、
まれに便が溜まっているのがこんな風に映るケースがあると。
ただ、便が出ている以上、ありえないんじゃないか?
すでにオット君は、前の病院に戻り、
抗がん剤2クール目をすることに頭が向いているようだ。
夕方、義母がタケノコご飯をもってきてくれた。
オット君おいしく完食。
そして風呂から出て唖然。
髪がない!
剃り込み部分がもうなんとも毛が無く、涙が出る。
毛が抜けるのはなんとも思わなかったけれど、
目の当たりにすると、体がどれほど辛いんだろうかと思ってショック。
大腸の影が、前の病院の1カ月前の画像より1.5倍になっていると聞いたこともあり、
効いていない抗がん剤で、こんな副作用を受けるとは。
眉毛もなかなかな生えてこなそう。
でも前よりそのカタチの方がいいねとしみじみ。
風呂上がり、応接セットで涼むオット君。
高齢に見えて、別人かと思ってしまった自分にビックリした。
帰り、泣けてきた。
どうしたらいいんだろう。
うちに帰っても、母がいるから心配させちゃいけないと思ったけれど、
やっぱり言ってしまった。
母も、手術ができないだろうときいて、ショックを受けていた。
1.5倍というあまりの早さにもショック。
夜、足もみをしながら、
「お父さんと結婚するとか、自分が選んだことだから。
そこからすべて否定すると、もともこもない。
だからよかった。幸せなときもあったし。
呪われているとしたら私だ」って。
でも、私が「私のほうが状況が悪いのよ。
私を看取る人はいないし、こうなっても足もみしてくれる人はいないよ」
というと、「あたしがやる!」と張り切っていた。
頼みますよ。