10年前の今日この日に。肺がんステージ4のオットのとAYA世代ツマの看病記録

2007年3月。ずっと続くと思っていた当たり前の毎日が一変しました。40歳になったばかりの夫に、まさかのがんの診断。あの日、何があったんだろう、何を感じていたんだろう。10年前の夫婦ふたりそれぞれの日記・記録を、2017年の同じ日付の日に。「あのとき」を改めて読み返します・・・・・・とやってみたのですが、1カ月分の転記で挫折。さらに時を経て、13回忌を迎えた今年、日記を転記していきます。とりあえずツマ分から。当時のAYA世代の患者家族の記録ということでアップしていきます。

2007年3月26日

成田へ。

 

お不動様ご本尊にいったら、ご祈祷まで二時間待ち。

よく分からない。

 

ご祈祷ははじめてだけれど、驚いた。

火をくべ、お経の大合唱。

太鼓、荘厳で、お不動様の苦しみ、エネルギーが伝わるようだった。

 

目をつぶっていて気付かなかったが、

カバンを渡して火にかざしてもらっている人たちがいた。

 

病院にお札を持って行くと、オット君喜んでいた。

上手な字を書くねえって。

そのまま診察券に結んでいた。

 

成田でも机下に、あまりおおっぴらに置くと、びっくりされますよ

と言われたが、本人は気にしていないようだ。

 

病院Ⅱに電話をすると、「呼吸器外科の方?」と。

ちょうど病室のやりくりがついたところで電話をしようとしたところだったらしい。

なんと10数人、2週間待ちと言われていたのに!

お不動様のお導きに違いない。

ありがとうございます。

 

急にオット君は今の病院が名残惜しくなったみたい。

でもまた病院Ⅱが嫌なら、すぐ戻ればいい。

今の病院からもOKがでて、明日転院に決まった。

 

気功がんばる。

オット君、嫌がらずにやってくれる。効きますように。