10年前の今日この日に。肺がんステージ4のオットのとAYA世代ツマの看病記録

2007年3月。ずっと続くと思っていた当たり前の毎日が一変しました。40歳になったばかりの夫に、まさかのがんの診断。あの日、何があったんだろう、何を感じていたんだろう。10年前の夫婦ふたりそれぞれの日記・記録を、2017年の同じ日付の日に。「あのとき」を改めて読み返します・・・・・・とやってみたのですが、1カ月分の転記で挫折。さらに時を経て、13回忌を迎えた今年、日記を転記していきます。とりあえずツマ分から。当時のAYA世代の患者家族の記録ということでアップしていきます。

2007年3月15日 告知 1年生存率50%

17時に説明がある。

 

診断は非小細胞がん、副腎転移。

抗がん剤は、カルボプラチンとパクリタキセル

あとで本を読むと、骨髄抑制が強い組み合わせらしい。

 

リンパ節の腫れなし

骨、脳転移なし、がラッキー。

 

でも手術はできない。まれに肺切除後の副腎転移は、

とると完治する例もあるが、しかもここまで腫瘍が大きいとできない

とのこと。

 

気になっていた病院にも聞いてみよう。

 

帰ると、母ぐったりしていた。

痛みと倦怠感がひどいようだ。

 

朝、ムカムカと痛みで苦しそうだったが、

マッサージするとムカムカが収まるみたいでうれしい。

できることをやろう。

 

時間が足りない。

母も病院や治療法を探したい。

家族ができること、なんだろう。

マッサージや湿布が少しでも力になれば。

 

1年生存率 50〜60%

2年 20〜30%

3年 半分

4年 半分

5年 あまりいないけれど、いなくはない。

 

ここにオット君をもってくること。