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10年前の今日この日に。闘病の記録

2007年3月。ずっと続くと思っていた当たり前の毎日が一変しました。40歳になったばかりの夫に、まさかのがんの診断。あの日、何があったんだろう、何を感じていたんだろう。10年前のふたりそれぞれの日記・記録を、2017年の同じ日付の日に。「あのとき」を改めて読み返します。

オット君:いよいよ診断

2007年3月15日(木)晴れのち曇り

 

朝6:45に検温で起こされる。早い。

病棟の朝は本当に早い。

今日は、夕方の告知まで何もなし。

ひたすら読書をこなし、午後になる。

 

隣のKさんは、今日から抗がん剤の第2クールだ。

どうも薬剤がなかなかできないらしく、11:00過ぎてのスタート。

これには彼も参ったご様子。

ボクはイスでふとんを干し、のんびりと午前中を過ごした。

 

昼食後、昼寝したくなる。

他の患者も同じらしく、午後一は静かになる。

 

ボクも昼寝しかけた。一眠りすると、叔父さんSの声と共に、

母ちゃんとバアちゃんがやってきた。

30分くらいして解散。母ちゃんが、おばあちゃんを送り、お父ちゃんを迎えに帰る。

 

父ちゃん母ちゃんが戻り、そのうちツマ子が到着。

17:00となり、予定通り、主治医O先生と、O先生が登場。

さあ、いよいよ始まりだ。

 

診断

 

肺腺がんーー非小細胞がん

病期Ⅳ

 

副腎転移

骨と頭は大丈夫

 

治療

手術→ステージⅠ、Ⅱ、Ⅲの一部。Ⅳ期は適切ではない。

放射線→局部なので適さない。骨や頭などに転移した場合に

抗がん剤→カルボプラチン、パクリタキセルの点滴

 

1日目 吐き気止め、抗がん剤点滴5〜6時間

→20日間休み

→22日目 

 

1クール3週間×4クール=約3カ月

8〜10日入院

 

効果→約30%

1年後生存率約50%〜60%

2年後生存率約2〜30%

完治は困難。

 

副作用:

吐き気、脱毛、食欲不振、手足のしびれ(長引く)、点滴3〜4日目関節痛

骨髄抑制

 白血球→発熱、肺炎、敗血症→抗生剤、GCSF投与

 赤血球→貧血、頭痛、立ちくらみ、息切れ→輸血

 血小板→出血、脳出血、消化管出血

間質性肺炎ー治療関連死1〜2%

症状緩和のための対処療法の選択

効果測定ーCT、レントゲン、2or4コース

     ドセタキセル

     イレッサ ※女性、腺癌、たばこを吸わない

     (タルセバ)

再来週火曜日3/27

 

僕ら夫婦よりも良医SN、特に父が動揺したんじゃないかな?

 

病状病期は予想通り。

脳、骨、他臓器が問題なかったのが予想よりよかった。

治療法はあっけない。

治せない…ツマ子はやはりこれで完全納得はしない。もっともだと思う。