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10年前の今日この日に。闘病の記録

2007年3月。ずっと続くと思っていた当たり前の毎日が一変しました。40歳になったばかりの夫に、まさかのがんの診断。あの日、何があったんだろう、何を感じていたんだろう。10年前のふたりそれぞれの日記・記録を、2017年の同じ日付の日に。「あのとき」を改めて読み返します。

オット君:安らかであろうがなかろうが、まだまだ眠りにつくわけにはいかない

2007年3月10日(土)晴れ、寒めの日。

 

入院前最後の土日に突入。

背中の痛み、ややあり、8時過ぎに起きてしまう。

 

寝床のまま、Mさんにもらった本の続きを読んだ。

仏教本だからなのか?同じ事をいろんな引用や角度から論じてしつこい割に、

とても基本的な事ばかりで、ニューな発見がなかった。

 

そのうえ、安らかに眠りにつくことを是としているため、

それがストレートに肯定的に書かれている。

俺は安らかであろうがなかろうが、

まだまだ眠りにつくわけにはいかない。

ずいぶんのんびりした本だった。

 

でも日野原重明『生き方上手』という本は良さそうだ。

これが最大の収穫かも。

それから自己治癒力が高いのは、

闘う>病気を信じない・受け入れない>受け入れる>受け入れて暗くなる

だった。

 

どうやら闘うことと俺は病気なんかじゃないってくらいがちょうど良いらしい。

 

生きかた上手

生きかた上手

 

 

 読み終えたら結局11時。

二度寝しようとも思ったが、眠れないので起きた。

 

パンとご飯で軽めの昼食をとり、それから昼寝。

3時頃、合羽橋に向かった。

 

最後に帽子屋さん。CA4LA?に行き、院内用と通院用の帽子を購入。

カッコ良い帽子に出会えてよかった。

ツマ子、ありがとう。

 

さて、ちょっとした迷いがある。

それは月曜日入院前に会社に寄ろうかどうかってこと。

Oにデータを私忘れたこともあるが、

最大の問題はNさんのこと。

やはり本当のことを話すべきではなかったかと少し後悔している。

何も言わないで入院するつもりが、うそを言って入院することになってしまった

これもNさんの余計な世しゃべりのせいだ。

まったく余計なことをしてくれたもんだ。

 

さて、びわの葉温灸やって、晩ご飯を食べよう。

ツマ子に相談の末、やはり出社するのはおかしいということでやめにした。

電話するって手もあるが、それも微妙なんで辞める。

Nさん、悪く思わないで!

 

食後、コンニャク湿布に挑戦。

なんとこれが最高に良い感じ。

全身が温まり、脱力。

明日やるのも楽しみだ。ぐっすり眠れそうだ。

 

しかし、買い物というのは結構疲れる。

立ちっぱなしが堪えるのだろうか?

でも明日も体動かそう。

オルセー美術館展か?