10年前の今日この日に。肺がんステージ4のオットのとAYA世代ツマの看病記録

2007年3月。ずっと続くと思っていた当たり前の毎日が一変しました。40歳になったばかりの夫に、まさかのがんの診断。あの日、何があったんだろう、何を感じていたんだろう。10年前の夫婦ふたりそれぞれの日記・記録を、2017年の同じ日付の日に。「あのとき」を改めて読み返します・・・・・・とやってみたのですが、1カ月分の転記で挫折。さらに時を経て、13回忌を迎えた今年、日記を転記していきます。とりあえずツマ分から。当時のAYA世代の患者家族の記録ということでアップしていきます。

オット君:転院

2007年4月1日

近所の四川料理でランチ。 担々麺と酸辣湯麺。 担々麺はのびていて、酸辣湯麺は味が少し濃い。 「イマイチだったね」とオット君。 公園に散歩に行き、ウチに戻る。 オット君は、人参ジュース、呼吸法、お祈りをしたくらいで 「もう疲れた」と倒れ込んだ。 「…

2007年3月31日

朝、お母ちゃんが迎えにきてくれ、病院Ⅱへ。 S先生が腹部エコーをする。 右へそ脇とか右脇腹のあたり。 これだ、と測ると5センチ。 もう一つ、腎臓の入り口に2センチのが。 いったいどうなっているの? 青ざめる。 ただ、S先生は、腹部はいまいち確定できず…

2007年3月30日(金)外泊

オット君が外泊で家に戻ってからベッドを動かし、 そこに義理家族到着。 食事にでかける。 楽しく帰ってきたところに、母から電話。 抗がん剤の副作用でまた下痢がはじまってきたと。 ああ、現実。嫌だな。 病院Ⅱからの留守電に気付き、 慌てて電話すると、S…

2007年3月29日

自転車、後輪がパンク。 タケノコの山椒の葉炒めをもって、病院に。 夜の回診は、H先生のみ。 先生に「薬を飲まないと38.5℃まであがります」と振ると、 「4/9手術予定」との返事。 突然のことにびっくり。しかも1カ月切っているし。 先生は、「抗がん剤から1…